CFCL VOL.6 COLLECTION “KNIT-WARE”
CFCLの新シーズンとなるVOL.6 “Knit-ware” コレクションが立ち上がりました。まずは以下、ブランドのプレスリリースです。
コンピュータープログラミングの生み出すフォルムは、主に数理的な関数（function）が定義しています。数理モデルとしての関数は自然界の普遍的とも言える法則を写し出し、また多くの人工物にも利用されてきました。例えば螺旋形は巻き貝や花の種子の配列などを表し、クロソイド曲線は道路のカーブの形状にも応用されています。
CFCLは3Dコンピューター・ニッティングを用いるなかで、社会や自然の背景にある数理モデルを引用してきました。同時に、数学的には説明できない領域の美意識も追求しています。衣服として合理的で機能的かつ、現代生活におけるエレガンスを反映したKnit-wareのコレクションです。
つまり…感覚派な僕としては数字的に説明できない領域の美意識に全振りってばよ…！
LOOKやショー動画を見たらその通り、カジュアルでエレガントなニットウェアが揃った素晴らしいコレクション(個人的にサウンドトラックがすげーいい)。その中からビッときたものを今季もセレクトしました。
FAÇADE VENTS CARDIGAN
Colour: BLACK
Size: 3
Fabric: POLYESTER 100%(Recycled Polyester)
Price: ¥73,700-
まずはファーストデリバリーで届いたこのカーディガン。全面の小さな窓のような編み組織にまず目を奪われる。個人的にはRAF SIMONS 2006SSのやつやPUNKSな感じを思い浮かべましたが、着てみると(CFCL全体に通じる事だけど)そういったカルチャーの匂いみたいなものが全くしないんですよね。知的でエレガント。そこが面白いなって。
この穴は部分的に水溶性糸を入れて編み、縫製後に洗う事で開けたそうで、正に3Dコンピューター・ニッティングの為せる技であり、だからこそ着心地のいい柔らかなニットだけどどこか無機質にも感じるところがあるのかなと思ったり。その感覚が新鮮です。
少し異質かもしれませんが、CFCLをストリート的に着たらかっこいいなという衝動がセレクトした理由だった事もあり、これも例に漏れず同様に。あまり穴のデザインは意識せず、いつもの感じに羽織るだけでいいと思います。あ、でも着る時は全集中で。
170cmの僕がサイズ3を着用してちょうどいいので、似た体型や女性の方にもお勧め出来ます。ぜひ店頭またはオンラインストアでご覧ください。
