NAMACHEKO SS25 Last Delivery 001
ブログを書く時に一番時間がかかるのは商品紹介とは全く関係ない導入部分。大多数の方にとってどうでもいいし、なんならいらないと分かっていても、ここが上手く書けるのと書けないのではその後の勢いが違う。今日はどうしても使わざるを得ない時事ネタをキャッチ出来ました。リアルタイムで唯一アルバム買ってて、長渕と交互に小学生から聞いてたのが懐かしい。好きなのは2枚目のオリジナルアルバム「private」。どうも、自称・石山です。
前回の_J.L-A.L_に続き、NAMACHEKOからもラストデリバリーが届きました。個人的にここ最近のNAMACHEKOは物欲を刺激するプロダクトが多く最高です。ショーを辞めてから露出自体が減ったのは否めませんが、その分プロダクトにフォーカスし、以前よりもベーシックウェアを追求している印象を受けます(クオリティもかなり上がった)。ただ、そこはNAMACHEKO。ビッグトレンドなき今のベーシックウェアが隆盛を極める中でも、彼の提案するウェアは普通ではありません。そこにはしっかりエッジが効いて個性的で、でもタイムレスなバランスの洋服が揃います。一言で言うと、より大人なNAMACHEKOへと進化しています。



今シーズンは、架空の人物であるオーストリア人Franz Walterに基づく。父親は軍に勤務、母親はアートギャラリー経営という二つの対照的な世界に触れ、東南アジア、メキシコ、アメリカを移り住んだ。遊牧民としての生い立ちによって形作られた折衷的で風変わりな感覚を身に付け、現在はニューヨークを拠点とする建築家として活動。彼のスタイルは、常に移動しながらワードローブをキュレーションするその旅路を反映している。
すごく映画的に感じるコンセプトは、どこかDilan自身にも重なります。そんな今期の洋服を僕らのワードローブに迎え入れ、そこから新しい歴史が始まる。こういったストーリー性にどきがムネムネするのは僕だけでしょうか。




長くなりすぎるので、今回は2回に分けてアップします。
明日は商品紹介させてください。







