SPACE AVAILABLE in Wallpaper

9月 25, 20221 Minute

5日ほど前にwallpaperのウェブ版で公開されたSPACE AVAILABLEの記事。どんな事が書かれているか、ここで少し翻訳してご紹介したいと思います。(画像も全てwallpaper内からです)

museum of space available bali l

まず、バリのリゾートDesa Potate Headはご存知でしょうか?ググったらすぐ出てくるけど、まあしゅごい。そこのクリエイティブ・ディレクターをしてたのが、SPACE AVAILABLEのダン。でも、コロナのパンデミックによって、観光産業が行き詰まったのを例に漏れずダンも実感したそう。そこで止まるんじゃなく、アジアで最も先進的なサステナブル・コミュニティに生まれ変わる為にPotate Head Suites(前Katamama Hotel)の設立と、建築家レム・コールハース率いるOMAが設計したDesa Potate Headの拡張を監督したと。(スケール、でか美ッ!)

ダンは “パンデミックによって出来た空間が新しいシステムや考え方を導入するきっかけになった” と述べています。その空白を埋めるべく、SPACE AVAILABLEというオンラインプラットフォームとポッドキャストシリーズを立ち上げ、メンタルヘルスからアグロカルチャー、ユートピアコミュニティまで、Stewart Brandのカウンターカルチャーバイブル『The Whole Earth Catalog』に大きく影響を受けた彼の考えを発信しています。

そこから更にアイデアを発展させ、コースターやお香立て、Peggy Gouとのコラボレーションから生まれた椅子などのオブジェクトコレクションを発表。そして、その後にアパレルもリリースし、セルフリッジやドーバーストリートマーケットなどの有力ショップでの取り扱いが始まったと。そして、今年の夏Museum of Space Available(MoSA)をオープン(上の写真がそれ)。

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その後は、ギャラリーの説明が続きます。デザインは地元の建築スタジオSidarta & Sandjajaとコラボレーションし、ボトルキャップを20万個以上使用して廃プラ製のファサードを製作した話。ギャラリーにはブティック、ワークスペース、リサイクルステーション、そして、SPACE AVAILABLEの商品を修理するスペースがある事。その他にも諸々。

SPACE AVAILABLEの作品は、地元の工芸品や熟練の職人の技術を生かし、現代的な素材を使って古くから伝わる技術を未来へと発展させるものと説明されています。そして、”クラフトカルチャーは私たちの活動の中核をなすものであり、インドネシアの人々なしでは、このようなことは出来なかったでしょう” “みんながwin-winとなる本当の意味でのコラボレーションです” とダンの言葉で締めています。

本当に素晴らしいブランド。少しでも多くの方に知ってもらいたい、手に取ってもらいたい、そして身に付けてもらいたいと思っています。

記事全文はこちらから読めますので気になる方はぜひ。

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